コロナウイルス感染予防のため、予定しております諸行事の変更を余儀なくされ、保護者の皆様にはご心配をお掛けしております。本来であれば、生徒たちの賑やかな声が響く時期でありますが、引き続き学校を休校にせざるを得ない状況となっております。

そのような中、令和２年度中学校入学式を挙行し、１６０名の新入生を迎えました。参列いただく保護者の人数を制限させていただき、式典全体の時間短縮や換気の徹底などの対策を講じた上で、厳粛で心温まる式典となるよう準備を致しました。
今年度の新入生にとっては、波乱のスタートとなりましたが、皆、緊張の面持ちで新担任の呼名に新たな決意をこめて元気に返事をしてくれました。

校長からは、「本校のサイエンスホールに掲げられている偉大な科学者たちも、悩んだり、不安に襲われたり、挫折したり、といった経験を糧として大きな成功を遂げてきたのです。どうか、互いに支え合い、励まし合いながら、一つのことをやり遂げる喜びを、このキャンパスで存分に味わい、素晴らしい青春時代を過ごしてください。」とメッセージを伝えました。

新入生代表生徒は、「奈良学園登美ヶ丘中学校の生徒として、誇りと自覚を持って感謝の気持ちを忘れず、それぞれの夢や目標を実現するために、どんなことにも好奇心を持って全力で取り組むことを誓います。」と頼もしい言葉を返してくれました。
私たち教職員は、生徒たちがこれからの６年間を、楽しく充実して過ごせるよう、そして自らの進路を自ら切り拓いていけるよう、日々の教育活動に全力を尽くすことをお約束いたします。