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第10回奈良学園登美ヶ丘中学校卒業式

校長
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3月19日、臨時休校が続く中、第10回奈良学園登美ヶ丘中学校卒業式を挙行致しました。久しぶりに登校した生徒たちの歓声が響く校舎に、私たちもごく普通の学校生活の有り難さを改めて実感する日となりました。

式が始まるまでの時間、思い思いに友と語り合う者、クラスの仲間たちと写真に収まる者、総天然芝のグラウンドを駆ける者、様々に学校の感触を楽しんでいるようでした。

卒業生たちは、本校高等学校の課程へと進学しますが、新たな目標を持って他校へと進む生徒もいます。いずれの生徒にも、「皆さんには無限の可能性に挑戦する力と技量が備わっています。今日、新たな旅立ちを迎える皆さんには、どんな道をゆくにしても、これまで学んだことを胸に、今日を一つの区切りとして力強く未来へ進んでいってほしいと願っています。」とエールを贈りました。

卒業生代表からは、義務教育を終え、4月から高校生として学ぶ自覚を持ち、今後の目標や将来の夢に向かって努力していきたいとの決意表明があり、"ユニークな"先生方や家族への感謝の気持ちも立派に述べてくれました。

この学年は、沖縄宿泊研修に同行し、平和学習やレクレーション、在りし日の首里城見学などを共にした印象深い学年であり、生徒たちの成長が一際心に染みました。式は、感染対策のため、在校生の参加は見合わせ、保護者の参列も少数に限り、来賓祝辞も割愛するなど、例年に比べると誠に簡単なものとなってしまいましたが、生徒たちには、これからも、自身が設定した進路目標をしっかり見据えて、力強く歩み続けてほしいと思います。