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まほろば・けいはんなサイエンスフェスティバルに参加

校長
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11月2日(土)、精華町のけいはんなプラザで開催された「まほろば・けいはんなSSH(スーパーサイエンスハイスクール)サイエンスフェスティバル2019」に本校科学部が参加しました。これは、県立奈良高校SSH事業の連携校やけいはんな地区の児童、生徒、教員、市民が集い、大学の研究者による講義を聞いたり、生徒の研究発表を通じて協議し合ったりして、互いに科学に親しみ学び合うイベントです。本校科学部員たちもたくさんの来場者に自分たちの研究成果を発表し、また他校科学部や研究機関の方たちの研究を聞き、多くの刺激をいただきました。

本校科学部の今年のテーマは、「石鹸膜と極小曲面」。つまり「針金などでかたどった立体の枠に、石鹸膜を張ると、そのシャボン膜は立体の面に沿って張られるのではなく、シャボン膜は極小曲面(最も表面積が小さい状態)となるように張られる」という現象に関する研究です。今回は見た目だけでなく、二次元的な視点と三次元的視点の両方から数学的手法を用いて検証を行いました。見た目の美しさはもちろん、不思議な形の膜に、ブースへご来場の皆さんは一様に驚かれ、関心をもって聞いていただきました。

他のブースでは、各学校の興味あふれる発表や、研究機関による本格的な展示が行われ、生徒たちは目を輝かせながらVR体験や、機械による外国語の即興翻訳などを経験しました。
サイエンスフェスティバルへの参加により、自ら行動し、学び取ろうとする力が育っただけでなく、これまでの研究成果を、自分たちの言葉で発信する力が培われたものと思います。