1月12日（土）、高校6期生（中学4期生）の成人を祝う同窓会が梅田にあるガーデンシティクラブ大阪で開催され、卒業当時の学年の先生方と共に、私も出席させていただいた。

毎年の恒例となったこの催しであるが、今年は受付の際に一人ひとりの近況が書かれた「学年通信」が配られた。一部を紹介すると、「池袋でクリスチャンしてます」「道頓堀でモバイルバッテリー配ってまーす」「Barをオープンしました」「北海道でシェイカー振ってます」など"本当に大学へ行っているのか"と心配させるような者や、「ボート部で頑張ってます！」「バスケとスキーのサークルに入ってます」「きびだんご片手にラクロスがんばってます」など部活動やサークル活動に励んでいる者、「留年は絶対したくありません」「生体物理で躓いています」「農学部森林科学科に移行しました。森行ってます～」「医者とプロ雀士の両立目指して頑張ってます」など学業に打ち込んでいる（？）者など、様々な彼らの姿を知ることができた。

まだ20歳になっていない者、今年の受験を控えている者がおり、ジュースまたはウーロン茶での乾杯で会が始まった。スーツ姿の男子たちに、ドレス姿の女子たちが、そこここに集まって会話を楽しんでいる。先生方もその輪の中に入って、ワイワイガヤガヤと旧交を温めている。化粧をした女子たちはもうすっかりお嬢さん、お姉さんという雰囲気で、高校生の時の素朴さやあどけなさは抜けているが、それでも旧友との再会では一気に高校生に戻ったような朗らかな表情である。

歓談に続いて、ビンゴ大会の催しなどがあり、最後は旧学年団の先生方一人ひとりからの言葉があった。「こうしたいと思ったら、何とかしてきた君たちである。失敗してもいいから、こうだと思ったらまずやってみよう。それが君たちの良さである」「教師をしていて、卒業後にこうして皆と楽しく再会できることが生きがいである。君たちもそんな生きがいを求めて、これからの生活を送ってほしい」など、卒業生たちへの感謝とエールが語られた。卒業生たちも、昔に帰ったように神妙な顔をして、懐かしい思いで話を聞いていた。

幹事の皆さん、思い出の残る同窓会を開いてくれて御礼申し上げます。参加者の皆さん、元気で活躍すると共に、機会があればぜひ学校に立ち寄ってください。