ニュース

Y2イングリッシュキャンプ

校長
  • Y2イングリッシュキャンプ
  • Y2イングリッシュキャンプ
  • Y2イングリッシュキャンプ
  • Y2イングリッシュキャンプ

9月25日(火)~27日(木)の2泊3日で、Y2(高1)生が「イングリッシュキャンプ」に取り組んだ。その2日目の午後を視察した。今年度の宿泊場所は、昨年度から使用しているホテルフクラシア大阪ベイ(旧ホテルコスモスクエア国際交流センター)。学校のある学研奈良登美ヶ丘駅から近鉄けいはんな線・大阪メトロ中央線でコスモスクエア駅へと終点から終点への移動である。このイングリッシュキャンプは、普段の学校での授業とは違って、学年の生徒を17班に分け、班ごとに英語ネイティブ教員1名が付き、期間中はその教員の指導の下で、できる限り英語を使って生活を送るという取り組みである。

早速、班ごとのレッスンの様子を見て回った。来年6月に全員が参加する「オーストラリア語学研修」の事前学習を兼ねていることもあって、この時間の学習内容は「Homestay Situation」、「Survival English」、「Money and Shopping」。ホームステイ先での会話を想定した英語、病気や健康面で必要な英語、そしてオーストラリアのお金や買い物をする時の英語を学ぶというものであった。日本からのお土産を渡す時に英語でどのような説明を加えて渡せばよいのか、体調が悪くなった時にどこがどのような状態なのかを英語で説明できるか、オーストラリアのお土産を買おうとする時にはどのような物を選ぶのか、それが日本円ではいくらぐらいの価値があるものなのかなど、どのクラスのレッスンも実践的であり、積極的な発言が求められている。活発に会話をしているクラスもあれば、適切な単語が出て来ずに、他人に助けを求めたり、アーやエーばかりがやたら聞こえるクラスもあった。ただ、学校の教室での普段の様子と比べてみると、皆楽しそうで、穏やかな表情である。担当のネイティブ教員の力量にもよるが、皆ポジティブで、生徒たちを"のせる"のが上手である。ゲーム形式で英単語を出し合わせたり、フレーズを繰り返させたりしながら、授業を途切れさせないように配慮してくれている。朝の散歩や食事の際にも一緒に行動しているので、生徒たちの性格もよく把握できているようだ。最終日のプレゼンに向けてしっかり英語を磨いてほしいと願いながら、現地を後にした。