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Y3夏季セミナー

校長
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8月7日(火)、昨日から始まったY3(高2)夏季セミナーの様子を見に行った。場所は、恒例のSEI生駒セミナーハウス(四條畷市逢阪)。今年は、例年の数学集中コースに加えて、英語・国語コースも開催した。訪れたのは2日目の午前11時頃。勉強が軌道に乗ってくる者もいれば、やや緊張が解けて睡魔と闘う者、少し行き詰まりを感じて頭を抱えている者など、様々な光景が見られた。

本校のセミナーの特徴は、質問即対応体制である。この時間には数学教員4名、英語・国語教員各1名がその対応に当たっていた。数学質問室は常に予約が入っている状態で、次々に生徒が訪れ、各教員から解法のヒントをもらっていた。それに比べると、英語・国語質問室を訪れる生徒は少なかったが、じっくりと膝を交えてのやり取りが続いていた。

涼しい部屋の中での活動ゆえ、熱中症を心配することはないのだが、頭を振り絞っての長時間の活動に集中力を失ってしまう者もいるようで、各自の机の上には飲み物や飴などが置かれており、気分転換を図っているようであった。担当の教員に聞くと、普段運動部に参加している者たちにとっては、身体を動かさないことの方が苦痛のようで、スポーツとまではいかなくても体操などをさせるほうがいいと思う、ということであった。

お邪魔だと分かりつつも、勉強中の生徒たちの様子を見回らせてもらった。黙々と問題に向かう者、ニコッと笑顔を返してくれる者、快調に手を動かす者、ぼんやり天井を見上げる者、ため息をつく者、持ち込んだマスコット人形に励まされている者など、様々な姿があった。眠りかけている者には、こちらから優しくトントンと肩を叩かせてもらった。

セミナー期間は2泊3日。まだまだこれからが勝負である。体調管理を第一に心配するのだが、それと共に生徒一人ひとりが、勉強のことについてしっかりと自分と向き合い、話し合う時間をもってほしいと願う。成果はその次である。