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Y3オーストラリア語学研修①

校長
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5月27日(日)、Y3生が今年もオーストラリア語学研修に旅立った。数えて7回目となる。開校時に小学校に入学した児童がもう高校2年生になった。内部進学に伴って中学から4クラスになった学年であることから、現地での研修校も1校増やした。そうした関係から、今年度は出発からの5日間を生徒たちと行動を共にした。その報告である。

今回特に注意して見たかったのは、現地研修校の生徒たちと本校生の交流の様子である。到着初日に、第1回からお世話になっているAquinas校を訪問した。この日はホストファミリーとのマッチングである。会場の図書室に入るなり、生徒たちの表情が緊張に変わった。これから10日間お世話になる家族の方との対面はやはり最大の関心事であるようだ。一人ずつ名前が呼ばれ、ホストファミリーに自己紹介をする。少し緊張が和らぐ。相手の家族が大らかな笑顔と強い握手で彼らを迎えてくれる。ホッとした表情になる。その繰り返しがクラス人数分行われた。こちらは、第一夜をうまく過ごせますようにと祈るのみであった。

2日目にもAquinas校を訪問した。本格的な学校及びバディとの交流が始まる。昨日の緊張よりはずっと表情が和らいでいる。紹介されたバディと共にまずは校内見学である。駆けつけてくれたバディに余りが出たので、彼女たちは素敵な笑顔で先生たちをエスコートしてくれた。

午後には、Helensvale校に移動した。こちらはちょうどランチの時間であった。交流初日にもかかわらず、双方の生徒が校内のあちこちで食事を摂る光景が見られた。ちょっと気になったのは、やや男子の方が消極的なことである。女子は積極的にバディと仲良く話しているのに比べて、男子は自分たち同士で群れ合っている様子があった。とは言え、これも毎年の光景であり、日が経つと徐々に積極性を見せ始めるのも男子である。ホストファミリーとのお別れで涙を流すのも男子の方が多いようだ。ちょっと臆病で、ええかっこしいの男子たちよ、頑張れ!とエールを送らせてもらった。それぞれの学校で語学研修がスタートした。良い出会いとたくさんの失敗と両国の文化の違いを経験し、自分をひと回りもふた回りも成長させてほしい。