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高校4期生成人記念同窓会

校長
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1月7日(土)、本校の高校4期生(中学2期生)の成人を祝う同窓会がウェスティンホテル大阪で催され、卒業当時の学年の先生方と共に、私も出席させていただいた。今年成人式を迎える彼らは、中学開校2年目、高校開校の年に入学した生徒たちである。ちょうど本校の校歌が誕生したのもこの年であり、入学式の折にはこの校歌の歌詞にまつわる話を式辞とした。その彼らがいよいよ成人である。時の速さをますます感じることになった。

とは言え、6年間を共に過ごした卒業生たちに会うのはやはり楽しいものである。直接教室に入ることがなかったため、顔と名前が一致している者は少ないのだが、顔を合わせ、話を聞いてみると、「ああ、あの時の、あの子か」と記憶が甦ってくる。そして、全員に対して"立派になったなあ"と思う。時が人を育てているのであろう。男性陣のスーツ姿にはどこかぎこちなさが残るが、女性陣のドレス姿や化粧、言葉遣いはもはや堂々たるものである。精神的成長という意味では、中学入学の時の男女差と変わらないように思った。

彼らは、大学の2回生や1回生となって、少しずつその活躍の場を広げているようである。クラブやサークル活動に精を出す者、下宿生活の楽しさと苦労を語る者、国際的な場で早くも活躍を始める者、「大学の勉強は難しいです」と嘆く者など、一人ひとりが様々な今の様子を報告してくれた。聞いている私は、彼らの話の背後に、彼らの保護者の方の顔が目に浮かぶことが多く、たくましく頼もしくなった彼らを保護者の方もさぞ喜んでおられるだろうと思い、「お父さんやお母さんにもよろしく伝えてください」と声を掛けてばかりいた。この場を借りて、保護者の方々に、「お子様のご成人、おめでとうございます」を言わせていただく。

ビンゴ大会や高校時代復活漫才などのイベントも行われ、あっという間の3時間。最後は全員での校歌斉唱となった。準備よく歌詞もスクリーンに映し出され、皆で大声で歌うことができた。幹事の皆さん、思い出の残る同窓会を開いてくれて、ありがとうございました。また、参加者の皆さん、元気で活躍すると共に、機会があれば、ぜひ学校に立ち寄ってください。