生き物観察会を行いました
6月6日(金)、年中児、年長児を対象に生き物観察会を行いました。講師として園芸研究家・樹木医のはたあきひろさんをお招きしました。
前半は遊戯室で、植物と昆虫の関係や、チョウの幼虫が成虫になると食べるものが変わることなどをお芝居を通じて楽しく学びました。はたさんがアゲハチョウが寄ってくるレモンの葉を持ってきてくださり、園児たちは葉っぱを叩いて「いい匂い」と香りを楽しんでいました。
その後、みんなで葉っぱを持って園庭へ。幼稚園の園庭には花壇のほか、田んぼや野菜畑などが広がっています。パンジーの花壇ではツマグロヒョウモンの幼虫を発見。園児たちはやさしく触るよう気をつけながら、じっくり観察していました。
園庭を探索すると、田んぼではイナゴやオタマジャクシ、空にはシジミチョウやシオカラトンボ、地面にはミミズやカタツムリなど、10種類以上の生き物が見つかりました。園児たちは生き物を見つけると、嬉しそうに「見てみて!」「こっち来て!」とはたさんに知らせていました。
最後にはたさんから「虫を飼うのもいいけど、お世話が大変。外にいる方が虫も元気なので、この園庭をみんなの飼育箱と思ってみて」とお話がありました。