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礼法での学びを保護者の皆様に見ていただきました

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2月29日、年長組を対象にした「礼法」を、同じ登美ヶ丘キャンパス内の作法室で行いました。園児たちは1年をかけて、赤木宗好先生(裏千家)からお部屋に入る際の足の運び方やお茶の頂き方などの礼儀作法を学び、その総まとめとして保護者の皆様にご覧いただきました。

園児たちは作法室に入る前にきちんと正座をして一礼し、敷居や畳の縁を踏まないよう気をつけながら茶席へと歩みました。本日は保護者の皆様がいらっしゃるとあって、園児たちは照れくさそうな様子です。緊張のため足の運び方が少しぎこちない動きになった子どももいましたが、みんなが一生懸命に取り組むほほえましい姿に、保護者の皆様から温かいまなざしが送られました。

床には春を感じさせる「花開く」としたためられた色紙が飾られ、茶花はネコヤナギと紅白の椿、お香は隅田川です。園児たちは一服いただく感謝の挨拶もきちんと行い、茶菓子とお茶をいただきました。すると、その味に複雑な表情を見せながら、「苦い」「甘い」「おいしい」などと感想を言いあい、受け継がれてきた茶文化を味わっていました。

礼法は小学校に進学しても学びます。学年に応じて学ぶ所作もより細かくなりますが、畳文化を受け継いできた日本ならではのよさを学ぶ機会として続けています。