連日の好天に恵まれた「平城遷都祭2010」は９日フィナーレを迎え、当幼稚園の園児が、最終日を飾る平和祈願イベント"平和への讃歌～ピースメッセージ"に出演しました。

華やかな紫の衣装をまとって特設ステージ前に登場した年長クラスの園児46人は、市内の他の幼稚園児250名と一緒に、仏教歌「花まつり」を元気いっぱいに合唱。会場はとても愛らしい雰囲気に包まれました。
この日のために歌の練習を重ねてきた園児たちは、初めての体験にどきどきしながらも、暑さに負けず笑顔いっぱいでイベントに参加しました。荒井園長先生は「このような大きなイベントに参加して、奈良文化を体感しながらも、多くの人たちとのふれあいを存分に楽しんでほしい」と園児たちに語りました。

園児たちはその後、１万人の手で編み上げられた紫色の全長1300メートルの「ひも」を持って再登場し、復元された第一次大極殿前で、過去と現在をつなぐ「平成の縷」として披露。遷都祭のグランドフィナーレに華を添えました。
今回の参加は園児たちにとって、多くの人との交流・奈良文化の体験という、初めてずくしの大変楽しい思い出になった様子でした。