年長組と小学３年生の交流を行いました。
コロナでなかなかできなかった交流ですが、校庭で、楽しくゲーム遊びをしました。幼かった卒園児たちが、すっかりお兄ちゃんお姉ちゃんになって、まず幼稚園の園庭まで来てくれました。

年長組の子供たちは、幼稚園では最年長としての自覚を持ち、年下の子への思いやりが育ってきている所ですが、３年生の児童が、先輩として優しくしてくれる姿を見て、更に近くの未来を知ることが出来たようです。このように受容される体験を通して、自分も年下の子への接し方を知ることが出来ますし、相手の気持ちの受容をすることを学びます。
冬とはいえ穏やかに晴れた戸外での気持ちのいい体験は、子どもたちが互いに心情・意欲・態度が育つ時間でした。
三年生にもなると鬼ごっこのようなゲームの途中でも、年下の子への思いやりの姿があちこちに見られ、微笑ましく見守ることが出来ました。
幼稚園児としては、近未来の自分の姿を想像することのできる小さなキャリア教育となりました。
コロナ禍ではありますが、このように交流できることは、互恵性のある豊かな体験となりますので、今後も続けられると嬉しいと思います。