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  • 言万葉(ことのよろずは)幼稚園ブログ

年少組6月 室内遊び

園長
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年少組も、少しずつ学級全体の活動が落ち着きを見せてきました。
先生の楽しいパネルシアターでは、皆が集中してお話に聞き入ります。一人一人の表情から、子ども達の心の世界がグッグッと広がって行くのがわかります。実際の体験とお話の世界によって子ども達の知能は様々な角度から発達していくのだと考えています。

絵の具で絵を描き始めるとクレパスのように抵抗感が無いので、のびのびと大きく手を動かして画用紙いっぱいに表現します。何か描きたいものがある子どもとただ絵の具の筆を走らせるのを楽しむこともがいますが、だれも失敗はありません。すべてが、この時期にしか描けない、芸術作品です。子どもの心の中を自由に表現させてあげるのが目的ですから、つぶやく言葉を耳にしながら、「そうか~、それから~、たのしいねえ~すごいねえ~綺麗な色だねえ~あ~それそれそれに見えてきた~」などと受け止めながら、うなずきながら絵を描く楽しさを知らせます。子ども達が「あ~たのしかった!」といってくれたら上出来です。

保育室のいろいろなおもちゃも、子ども達にかかるとブロックが楽器に変身したりします。「これをこうするといい音が鳴るのよ」と言い出す子どもがいたら、他の子も同じようにやってみます。一人遊びをしていた子ども達も、周りの子どもを意識して遊び始めてくると協同遊びが始まります。言葉の無い遊びも語彙数が増えてコミュニケーションの取り方が解ってくる頃でもあります。この広がりを温かく見守り、導き、非認知能力のねっこを育てたいと考えています。