年長組の子どもたちは、秋の森の工作館に、遠足に行きました。６月にお泊まり保育にいった場所です。
初夏の森と秋の森は、随分違っていました。森の博士の久保先生が、森を散策しながら、秋の森の植物や生物について、教えていただきました。今年は、台風のために倒木した木の幹のアライグマの穴を観たり、食べられる木の実(椎の実)や冬苺を拾ったりしました。森林浴を十分にしました。

久保先生は、台風で倒れた小楢の木の切り株の上に立って、大きな木が、倒れて建物の屋根が壊れたことも教えて下さいました。
森の中には、獣道や池、落ち葉の小道や坂道　と行く先々で、発見がいっぱいです。そして、落ち葉や木の根っこで、でこぼこした道を踏みしめて歩くことは、足だけでなく脳を含む全身の健康にとっても良い効果があるのです。
森の散策をされている年配の方たちが、皆「おはようございます」と爽やかに挨拶して下さるので、子どもたちの心にも爽やかに響いていたようですよ。
年長児たちにとって、貴重な秋の自然体験となりました。

奈良学園幼稚園