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森の話を聞く会

園長
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12月8日、夏のお泊まり保育や秋の園外保育でお世話になった森の工作館から久保先生他3人の先生が来て下さいました。

晩秋の森の話を聞きました。赤や黄色に紅葉した葉っぱや冬芽を見せてもらったあと
「これはみたことあるかい?大きな葉っぱだね。裏は白いよ。お正月によく使うんだよ」
「これはウラジロって言うんだよ。」
「ではこれは何歳でしょう」
「1歳」という子どもの声に
「正解、良く知ってたね」
次は、3つの節から葉がでているウラジロを見せながら、1年目、2年目、3年目の葉の付き方を教えて下さいました。
また、鳥の巣の実物を見たり、鳥の話を聞いたりもしました。鳥が嘴だけを使って自分の鳥の巣を作ることを教えてもらうと、「エッー」と驚きの声が漏れました。

森の自然物(松・竹・梅・南天・笹)を使ってお正月の門松作りを見せていただきました。
縁起物としてお正月に飾る門松ですが、なぜ縁起がいいのかの理由も教えていただきました。「この竹も松も梅も冬中、緑の葉っぱをつけてるんだよ。いつも元気。みんなもいつも元気でいられるように門松を飾るんだよ」
子どもたちは「うん、うん」と頷いていました。

最後に森からのプレゼント♪真っ赤に熟れた冬苺の実をいただきました。 「甘い」「酸っぱい」思い出いっぱいの森の工作館からいただいた、甘酸っぱい冬苺の味は、素敵な思い出として心のどこかに残ることでしょう。

来て頂いた御礼に年長児全員で、マーチングを披露しました。いつもお世話になっている久保先生なのでみんな張り切って演奏しました。「上手だったよ」「大きくなったね」と褒めて頂き嬉しそうな笑顔を見せる子どもたちでした。
1年を通しての森の工作館との交流も今回が最後です。幼児なりに自然の不思議さや面白さ、そして恐さも学ぶ貴重な実体験ができました。