11月29日本園では"オータムコンサート"を催しました。
演奏者は、本園保護者で声楽家の新家奈菜さん、ピアノの福家明世さんそして、バイオリンの鳥本泰子さんです。
演奏会を前にみんなで歌う"ドレミの歌"の歌唱指導にも来て下さっていました。少し親しみはありましたが、今日は美しいドレスを
纏っての登場に「わぁー」と驚いた様子です。
ヘンデル作曲の声楽作品やショパン作曲の"子犬のワルツ"に続き、子どもたちにも親しみのある曲が流れます。"汽車ぽっぽ"の曲が流れるとどこかで聞き覚えがあるのか"汽車汽車ポッポッポッポ～♪"と汽車になったつもりで手を動かしながら歌います。とっても楽しそう～♪

次は"となりのトトロメドレー"こどもたちが大好きな歌です。にこにこしながら歌声を弾ませていました。
そして、みんなの大好きな"はらぺこあおむし"大型絵本を見ながらみんなも一緒に歌っていました。
葉加瀬太郎作曲の情熱大陸では軽快なバイオリンの音色に思わず体が揺れます。心が弾み、次第に手拍子がわきおこります。年少組さんもみんなと一緒に小さな手を合わせ、リズムをとっていました。
みんなで練習した"ドレミの歌"は自信たっぷり。大合唱になりました。｢上手に歌えました｣と褒めてもらいました。これが自信の種になるのです。歌う事が大好きな子になってほしいと思います。
30分間の演奏はあっと言う間に終わりました。するとこどもたちの中から「アンコール、アンコール」の声が上がりました。アンコール曲は「奈良学園幼稚園の園歌」です。今日の園歌は、バイオリンの音色と美しい歌声が入り、いつもと違う雰囲気で素敵です。こどもたちも、美しい声で歌おうとしている姿がとても愛らしく感じました。

本物に触れる体験は、心が震えます。きっと子どもたちの心の根っこを耕してくれたことでしょう。