幼稚園では、四季折々の生活の中にある行事に触れる経験を大切にしています。

もうすぐ"こどもの日"五月人形を飾り、鯉のぼりも揚げています。
風に吹かれて、気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりを見ていた年長児が「自分たちもつくりたい」と言いました。
その言葉を受け止め、学年みんなで、大きな鯉のぼりを創ることにしました。

真っ白な紙に、友達と一緒に好きな模様を描いていきます。どのグループの子も夢中です。それぞれの感性で心の赴くままに思いっきり筆を走らせています。見ていてとてもおもしろいです。

"鯉のぼりをつくろう"というテーマはありましたが、あとは、子どもの自主性に任せ、自分で考え、形にしていくことを大切にしました。先生は「ワー凄い、丸い形すてきね。」「その色いいね、その長い線が力強いね」など子どもの表現を褒めています。褒めてもらうと嬉しくてもっと描きたいと心を弾ませ楽しんで描く姿がみられました。
お父さん鯉・お母さん鯉・子どもの鯉...たくさんの鯉ができました。
　
子どもが帰った後、教員が協力して、鯉に口を付けたり、紐を付けたりして仕上げました。立派なオリジナリティー溢れた"鯉のぼり"の完成!

♪屋根より高い　鯉のぼり～♪　毎日元気よく泳ぎ、園児たちを見守ってくれています。