MY体育館にて、11月15日（土）に行われたプレテスト（国語・算数）の返却解説会を実施しました。

　当日は多くの受験生と保護者の皆さまにご参加いただき、テストを振り返りながら今後の学習につなげる貴重な時間となりました。

　国語では、記述問題に重点を置き、プレテストで実際に書かれた解答例をプロジェクターで示しながら解説しました。まず大切なのは、「設問を正確に読み、この問題では何を問われているのかをしっかり把握すること」であると強調しました。さらに、加点されるポイントと減点につながるポイントについても具体的に説明しました。誤字脱字や文法の誤り、句読点の位置など、細かなミスが積み重なると得点を大きく落とす原因になるため、慎重に解答記述する姿勢が重要であるとアドバイスがありました。

　算数では、「解けたつもりでも実際の得点とギャップを感じた人もいるかもしれません」と問いかけながら、本番での注意点が伝えられました。算数の問題を解く際には、出題者がどのような意図で問題を作ったのかを読み取る力が不可欠であり、単に計算力だけでなく、文章を正確に理解する国語的な読解力も求められると説明しました。その上で、今回は受験生がつまずきやすい「場合の数」と「空間図形」に関する問題を取り上げ、手順や考え方をわかりやすく解説しました。

　中学入試まで、いよいよ２ヶ月を切りました。プレテストの結果と本日の説明を振り返りながら、自分の弱点をしっかり見つめ、残りの期間を有意義に過ごしてください。

　皆さんの努力が実を結ぶことを願っています。