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オンラインでの被爆者との交流を行いました

❆2021-11-25 (木)
  • オンラインでの被爆者との交流を行いました
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 11月17日(水)、M1(小学5年)生が、それぞれの教室においてオンラインで被爆者との交流を行いました。
広島からオンラインでお話を伺ったのは、梶本淑子さんです。梶本さんは、14歳の時に原爆の爆心地からわずか2.3km離れた広島市内のプロペラ工場で被曝されたそうです。
 事前に、子どもたちは聞きたい質問をまとめていて、「戦争中も学校へは行っていましたか?」「食べるものはどんな状況でしたか?」「自分も死ぬかも知れないと思いましたか?」「一番、悲しかったことは何ですか?」など、当時の生活の様子や、心情的なことに至るまでさまざまな質問をしました。梶本さんは、ひとつひとつの質問にとても丁寧にお答えくださいました。また戦後、被爆者に対する偏見や差別に苦しまれたお話も伺いました。

 最後に梶本さんから子どもたちに、「今、みなさんは本当に幸せな時代を生きてます。当たり前に学校に通って、家に帰れば家族が『おかえりなさい!』と声をかけてくれる。これは素晴らしいことだと思います。原爆の落ちた後、何もない焼け野原の風景を思い起こすと、二度と戦争があってはならない、二度と核兵器など使ってはならないと思います。ぜひそのことを忘れずに、毎日を大切に過ごしてくださいね」と、メッセージがありました。
 それぞれのクラスの代表から梶本さんに「なかなか聞けないとても貴重はお話をありがとうございます。平和の大切さを未来につなげます」と感謝の言葉を伝えました。