令和２年３月１６日（月）第１０回卒園式を行いました。年長児４３名が、元気に巣立ちましたこと大変嬉しく思っています。
今年は、新型コロナウィルスの影響で３月２日より休園となることを２月２８日に決定致しました所、３月に予定していたお別れ会をその日に行うことになりました。年中組が中心になって歌や踊り様々な心のプレゼントを贈ることが出来ました。年長児は「いよいよお別れなんだ」と一足早く感極まった様子で、泣き出す子どももいて感性豊かに育ってくれたことを大変嬉しく思いました。
また、終業式が行えない事態になりましたので、終業式で披露するはずだった歌を２月２８日に年少・年中の保護者の方に聴いていただきました。
そして、非常事態になって突然のことにも対処できる職員集団であることに誇りを持つことが出来ました。

そんな中、年長児には是非とも卒園式をして送り出したいという私を初めとする職員全員の思いと晴れの姿が観たいと思われる保護者の皆様の願いと自信満々の卒園児達の思いとで、卒園の日を迎えることが出来ました。
卒園式の準備のために年長児には３月１２日・１３日の２日間の登園をお願いしましたところほぼ全員の年長児達が最後の２日間を園庭で遊んだり担任とのお別れをしたりしながら、卒園式に臨みました。２月の末に子ども達と考えた旅立ちの言葉や歌・証書の授与・将来の夢などをこの２日間で仕上げました。
卒園式当日は、子ども達の自信満々の元気な姿を観ていただくことが出来ました。温かく素晴らしい式になりました。この度のことで困難なことや非常事態が起きても、打って返す力を備えた人に育ってくれると確信致しました。そして、卒園式終了後は、見事に晴れ渡る中、卒園児を送り出すことが出来ました。子ども達の前途が明るく輝く思いがしました。
卒園児の皆さん、お世話になった皆様、全ての方々に感謝してお礼申し上げます。