可愛い雪だるまの笑顔に誘われるように、２歳児いちご組の保育室に行きました。
笑った顔、歌っているような顔、優しい顔...このまま、壁から抜け出して、踊り出してしまいそうな雪だるまたちでした。一人一人があの小さな手で一生懸命に作ったと思うと胸が熱くなります。

保育室では、楽しい遊びが広がっていました。
かごの上に野菜や果物を置き"バーベキュー"をしている子、カラー積み木で新幹線を構成し、"京都""品川""博物館"と自分たちの行きたいところへ行く子等、自分のやりたい遊びを見付けて遊んでいます。
キッチンでごちそうを作っていたSちゃんは、お皿に１つずつドーナツを入れています。耳を傾けると「これ、けんちゃんの」「かいちゃん」「えりーちゃん」...と名前を確認しながら全員のドーナツをお皿に並べています。もちろん先生の分も忘れていませんよ。
できたドーナツをお盆にのせ、テーブルまで運びます。新幹線に乗ってバーベキューを食べに来た子が集まっています。「はい、どうぞ。けんちゃん、これは、かいちゃん」と渡します。

驚いたのは、友達全員の名前を覚えていたことです。そして、その友達と同じ思いをもって、一緒に遊ぶことができるようになったということです。
入会当初は自分のことで精一杯だった子どもたちが、自分の世界・遊びの世界を広げています。少人数ではありますが、集団の中で子どもたちは、夢の種からいっぱい弾けて可愛い芽を出しています。大きくなったね♪
退会式は２月17日です。いっぱいの拍手を届けたいと思っています。