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亀の脱皮

園長
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学園のM2(小学6年生)担任のY先生が
「園長先生にプレゼント」と不思議な物を持って来て下さいました。
「亀が脱皮したんです」「幼稚園でも亀を飼ってるから子どもが喜ぶと思って」

「エッー 亀って脱皮するのですか」
「どうやって...??」ザリガニやヘビの脱皮は見たことがありますが、亀は初めてでした。

そのままの形で脱皮するのでなく、一部ずつ剥がれるようなイメージで脱皮するとのことです。

お忙しくされていることは分かっていますが子どもたちに先生から教えてあげてとお願いしました。

すると空き時間に、飼育係の生徒さんと教室で飼育している亀(オトちゃんとウラちゃん)を連れて再び幼稚園に来て下さいました。

年長のクラスでミニ授業をしていただきました。先生は脱皮した薄い貝殻のような物を見せ
「これは、何でしょう?」
「あっ、知ってる。貝!」「2つあわせたら貝になる」
「プラスチックみたい」
「ギター弾くときに使うやつ(ピック)」
等、感じた事を伝えます。

「これはね、亀が脱皮したものです。」
「亀を見せながら、これは亀のどこが剥がれた物かな?」
子どもたちは、パズルのように合わせます。
「そう、ぴったりだね」と褒めてもらい嬉しそうでした。
みんな興味津々で見ていました。

ある女の子が先生に質問しました。
「オスとメスはどこで見分けるの?」ナイス質問と
思いました。先生はメスのオトちゃんとオスのウラ
ちゃんを見せ、
「しっぽをみてごらん。長い方がオスで短い方がメスだよ」なるほど...納得しました。
画像を通してみることでいろいろな知識を得るこ ともできますが、幼児期こそ、本物を見て、触って、感動する等、体験から学ぶことが大事だと感じています。

Y先生、生徒さんありがとうございました。
園児は小学校の先生や生徒さんと触れ合えてとって
ても喜んでいました。