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  • 言万葉(ことのよろずは)幼稚園ブログ

ざりがに!!

園長
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奈良学園大学短期大学部の先生が
「子どもたちに遊ばせてあげて」とざりがにを届けてくださいました。

登園してきた子どもたちは
「すごい!」
「ざりがにや!」
「はさみ、おっきいな」
「ぼく、つかめるよ」
ワクワク・ドキドキがいっぱいです。

保育室では、早速、ざりがにを触って遊び始めました。
道をつくって歩く様子をみたり、つかんでみたり・・・興味をもった子が集まってきます。

「ほら、見て,僕もてるよ!」
「キャーッ」と女児の悲鳴・・・
「ここを持ったら大丈夫だよ」

恐る恐る触ってみようとします。指先を近づけると大きなはさみを振り上げます。
「こわー」
「すごーい。強そう!」
でも・・・遊びを数日継続することで、つかめるようになっていくのです。

初めてつかめた時、
「みてー!」
自信満々の笑顔をみせてくれました。
「やったねー」
友達や先生に褒めてもらうことで、挑戦欲がフツフツと湧いてくるのでしょう。繰り返し楽しむ姿がみられます。遊びを通して、ザリガニの特徴に気付いていきます。
 
"みて・ふれて・感じて・発見!"
子どもたちは、体験を通してたくさんの学びを得ています。

そして"表す"ことも大切にしています。
心を動かしたことを表現します。表現には言葉・音楽・絵画制作などの方法がありますが、今回は、絵で表現しました。
少ししか紹介できないのが残念ですが、一人一人が自分の捉えたザリガニを大胆にのびのびと表現しています。何といっても楽しみながら描いている姿が素敵でした。
どの絵も生きているようで、見ている私は思わずザリガニくんと対話していました♪

心動かす体験と保育者の感性〈絵の具の濃さ・色・紙質〉と褒める言葉かけが子どもの描きたい意欲をかきたたせ、その子なりの素晴らしい表現が出来るのだと思います。