年中組の頃から憧れていたマーチングの練習が始まりました。自分でやりたい楽器を選び、希望者が多いところはジャンケンで決めました。初めて楽器を手にした時の嬉しそうな笑顔♪心も弾んでいました。

講師は、幡井信子先生です。今日は先生が来て下さる日です。それまで、習ったことを一生懸命に練習してきました。先生褒めてくれるかな?そんな気持ちで先生を迎えました。
「テンハット」「レディセット」まずは、みんなで心を揃えます。
「ト・ト・トマト」「ア・イ・ス・ク・リーム」とリズムを言葉で唱えながら打ちます。ひとりでは出来てもみんなで揃えることが難しい。「音を良く聞いて」の声に、友達のリズムにも耳を傾けます。
みんな真剣・一生懸命です。顔つきが凜としています。

一つの曲をみんなで創り上げる過程で集中力や協調性・粘り強く諦めない心などを養います。うまく出来ず、途中でくじけそうになることもあります。でも励ましてくれる先生や友達がいつも側にいてくれることで、頑張る力が湧いてくるのです。できなかったことが出来た時、その喜びは満面の笑顔から感じ取れます。そして「できたね。ヤッタね。凄い。よく頑張った･･」と周りの人から認めてもらうことで、自信が付き、それが頑張る意欲につながっていきます。

このような力は、小学校以降の学習や生活の中で、きっと役立つことだと思います。
　
一生懸命練習した後は、外で思いっきり遊びます。心を開放しながら子どもらしい笑顔や無邪気さをいっぱいに表し、夢中になって遊ぶ姿に子どもって素晴らしいなと愛おしさでいっぱいになります。