11/1、第1回大学探訪(京都大学)を実施しました。Y2、Y3(高1、高2)の希望者14名が参加しました。

午前は理学研究科サイエンス連携探索センターの3名の助教の方々から講義を受けました。生物、物理、数学の専門的な話から始まりましたが、生徒たちからも質問が活発に出て、最後には自由に「学問」を語り合う場となっていました。京都大学の自由の学風を感じるとても有意義な時間となりました。

午後からは薬学研究科の見学とOB、OGとの懇談を学年別に行いました。
薬学研究科は、本校卒業生の所属する石濱泰教授の研究室への訪問でした。製剤機能解析学分野の研究を行っておられ、平日の実際に研究活動を行っている場を見せていただきました。クロマトグラフィーや、脳細胞内のタンパク質を一度に計測する機器、中には1台2億円（!）もするという最新鋭の機械もありました。企業からの計測の依頼も多くあるそうです。

OB、OGとの懇談では、大学構内を一緒に散策した後、在校生たちが熱心に卒業生たちに質問していました。「大学生活はどうですか」、「学部学科を決めかねているのですが...」、「今の時期の理科の勉強法を教えてください。」など、様々な質問が出ましたが、その1つ1つに対して、OB、OGが丁寧に答えてくれていました。参加した在校生からは「今日ここに来てよかったです。目標が明確になりました。」という力強い言葉を聞くことができ、参加者1人1人が自分の進路を見つめ直すよい機会になったと思います。