第12回は、アメリカを拠点として世界各地で音楽活動をされ、国連本部からMusician Supremeとして表彰も受けたピアニストの池宮正信氏をお迎えし、「『嬉しい！楽しい！有り難う！』自分が変われば周りも変わる～トークとピアノ、映像を交えて～」という演題で、お話とピアノ演奏を披露していただきました。
池宮さんは、ショパンの「別れの曲」や得意にされているラグタイム音楽をピアノで演奏してくださったり、スライドを使いながら現在お住まいの米国メイン州での自給自足の生活やカンボジアの孤児院での子供たちを支援する様子を紹介してくださいました。そして、「ただ演奏するだけでなく、音楽を通して世界中の多くの人を幸せにすることを目指しています」と語り、「人の人生は本のようなもので、表紙もあれば裏表紙もある。その人生の本は薄いか厚いかじゃない。日々を感謝の気持ちを持って生きることが大切です」と訴えられました。
「今回の講演で、地球環境の問題について考えさせられ、人の心を支えたりすることのできる音楽は素晴らしいと感じ、ただ譜面をそのまま演奏するだけでなく心もそれに乗せてすれば相手にも通じるんだということを教えてもらいました」などと、講演を聴いた生徒から感想が寄せられました。