クリスマス公演会を開催しました。

演劇部公演はM3（中１）生を主演に据えて役者としてのレベルアップを目指しつつ、　新体制となったY2（高１）生が主導し、Y1・M4生がアシストする、という構成で公演準備を進めてきました。公演内容は『現代っ子シンデレラ！？』（夢見 眠・作）、『因果応報』（Ｅ縞パンだ・作）、『Apple Store』（奈良学園登美ヶ丘中学校演劇部・作）の三本立てでした。

一本目は、シンデレラを現代風にアレンジしたら？という設定の既存脚本で、あえて「ギャル風」に演じることにこだわりました。二本目は「詐欺を行う会社？」を舞台にのんきな社長や暴走する後輩に、ひたすら翻弄される先輩が織りなすコメディです。最後の創作劇は、おなじみのスマホアプリが擬人化して登場し、何者かに殺害されたTWITTERの犯人さがしをめぐるサスペンス風で、でも少し心温まるエピソードとなっていました。どのお芝居も装置や衣装にも細かい工夫が見られ、演技派の俳優陣には感心させられました。

　

室内楽部によるクリスマスコンサートでは、サイエンスホールに生徒会執行部が中心となり設置したツリーの下で、アンコールを加えて6曲が演奏されました。
今年の楽曲は、奈良県高等学校文化連盟器楽部門発表会で演奏した「カルメン序曲」に始まり、｢ディズニーフィルムフェイバリッツ｣、｢アナと雪の女王メドレー｣、buck numberの「クリスマスソング」、そして毎年恒例の「クリスマスメドレー」で締めくくり、アンコールにはMONGOL800の「小さな恋のうた」が演奏され、たくさんの観客から大きな拍手がわき上がりました。

Y3（高2）生はこの演奏会で引退となりますが、みな笑顔で演奏を心から楽しんでいる様子がとても印象的でした。引退後も部活動で培ってくれた主体性やチームワークを活かして、受験勉強や今後の人生に役立ててくれればと思います。