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登翔会中高保護者大学見学ツアー

校長
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10月26日(金)、登翔会(育友会)の中高会員を対象にした恒例の「大学見学ツアー」が実施された。第8回目となる今年は、立命館大学衣笠キャンパスと京都大学吉田キャンパスを見学させていただいた。秋晴れの京都ということで車の渋滞を心配したが、高速道路を利用してスムーズに立命館大学衣笠キャンパスに到着することができた。私自身、このキャンパスに入るのは、かつて入試を受けに来て以来45年ぶり。昔の姿を覚えてはいないのだが、美しく見事な校舎と大勢の華やかな学生たちの姿に驚かされた。

到着後は、まず入学センターの方によるガイダンスが行われた。大学においてどのような学生を育てたいのかについて話された内容に興味が惹かれた。「将来の就職を考える時、学生やその保護者は資格や語学力を身につけることを望んでいるのかもしれないが、企業が望んでいるのは、主体性・コミュニケーション力・粘り強さである」、「集団や仲間、組織の中で、様々な人と協働して一緒に取り組むことができる人材が求められている」、「学歴ではなく、何を学んできたかという学習歴が問われる」などの説明は、この大学に入学してくれればよいという広報的な姿勢ではなく、大学側がどう教育に向き合っているのかを示す態度であり、参加した保護者の方々も大いに頷き、関心を持って聴いておられた。ガイダンス後には、学生によるキャンパスツアーが行われた。ちょうど昼休みの時間に当たっており、キャンパス内のあちこちで学生たちが昼食を摂る姿や談笑する姿を見せていただいた。「あの頃に戻ってみたいね」という声が保護者の方から漏れていたのが微笑ましく感じられた。

立命館大学の見学を終えた後は、バスで移動し、岡崎公園付近のレストランで、皆さんお楽しみの昼食会。バスの中だけではなく、ここでもお母さん同士の話に花が咲き、楽しくにぎやかなひと時を過ごしていただいた。そして、その後は、京都大学へと向かった。ここではキャンパス内を自由に散策していただいたのだが、私の予想通り、大学グッズコーナーに向かわれる方、午後のティータイムを楽しまれる方が多くおられた。ゆったりと午後の時間を過ごして、夕方無事に学校へと帰ってきた。皆さん、お疲れさまでした。