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上海華東師範大附属第二中学国際部との交流

校長
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6月6日(水)、中国上海の華東師範大学第二附属中学国際部の生徒7名と2名の教員が本校を訪問し、中学生と交流の機会を持った。同校は昨年に続いて2回目の本校訪問であり、今年は12~13歳の生徒たち(男子4名、女子3名)が来校した。

歓迎セレモニーでは、「日本及び奈良での文化の体験と、日本の学校生活の様子を見て、触れて、感じてほしい」と私から挨拶をさせてもらった。続いて、本校のY1(中3)生有志がパワーポイントを使って、英語で「学校紹介」をしてくれた。特に、ダイニングのメニュー紹介が、中国の生徒たちには気になったようである。

3限目には、英語教員による学校見学を行った。サイエンスホールやMYライブラリーを見学の後、M3生の授業の様子を見学した。C組では数学の授業。黒板に書かれた二次関数の数式を見て、「これは分かるぞ」と反応する中国の生徒たち。思わず、「みんな理解できるそうだよ」とC組の生徒たちに声をかけてしまった。さて、その隣、B組の教室では国語の授業。言葉の学習ということで、入ってきた中国の生徒たちに本校生が英語で挨拶をすることになった。"英語は度胸"とばかりに、積極的に手を挙げて、挨拶する男子生徒がいた。活発な授業の様子に、中国の生徒たちも緊張が少しずつ和らいできたようである。

4限目には、最初に登場したY1有志たちとのランチタイム交流を行った。英語がうまく通じない時には、紙を出して絵や漢字でやりとりしている。かえってその方が通じやすいのか、中国の生徒たちも積極的に筆談に加わっている。笑顔の輪がどんどん広がっていった。午後には、M4A組との「福笑い&紙風船」交流、体育館でのY2D組との「バレーボール」交流。そして、放課後には、茶道部でのお茶会と剣道部での竹刀を持っての面打ち練習を体験してもらった。

 丸一日をかけての交流で疲れたかもしれないが、中国の生徒たちは、さまざまな体験ができたこと、日本の生徒たちがとても親切に接してくれたことに感激してくれたようだ。こうした交流での経験が両国の生徒たちの胸に長く刻まれていくことを願う。