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◇2023-11-06 (月)

奈良学園公開文化講座 第65回《笑いと健康》を開催しました

  • 奈良学園公開文化講座 第65回《笑いと健康》を開催しました

 11月6日(月)、奈良学園セミナーハウス・志賀直哉旧居にて、奈良学園公開文化講座第65回「笑いと健康」を開催しました。
講師は奈良学園大学保健医療学部専任講師の井上葉子先生です。


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 先生は看護師のお仕事をされていた頃に、難病の人が「笑い」によって前向きに元気になる様子を見て、「笑い」の効果について関心を持たれるようになったとお話がありました。
「笑い」は高い免疫機能向上や糖尿病患者の食後血糖値上昇を抑制する効果があり、それは実証実験を通して証明されているそうです。
さらに「笑い」は質の良い眠りを誘う安眠促進効果もあるようです。
また仮に作り笑いでも、ストレスを軽減し気分を変える効果もあります。
笑うことで自分自身もまわりの人も幸せにすることができることを教えていただきました。


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 「笑い」についての基礎講座の後、受講者全員で「ラフターヨガ」の体験をしました。
「ラフターヨガ」は、作り笑いに始まり、手拍子と掛け声で笑うことで子どもの様な無邪気な遊び心を引き出し、本物の笑いを導く手法だそうです。

 それに先立って、頭を柔らかくするタコ焼き体操をしました。
手を擦り合わせてタコ焼きを丸める仕草をし、最後は頭をぐりぐりマッサージします。
続いて、座席を後ろに移動させて「ラフターヨガ」の始まりです。


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 さまざまなテーマが出され、それに基づいて声を出して笑いながらジェスチャーをした後、リズムをみんなと合わせて「ヤッタ!ヤッタ!イエーイ!」と思いっきり手を挙げます。
まず笑いながら目を合わせて挨拶をする「ナマステ笑い」から始まり、相互の手を叩き合う「ハイタッチ笑い」や「スローモーション笑い」、「ペンギン笑い」、「メンタルフロス笑い」など、さまざまなテーマが出され、途中で休憩を挟みながら進めました。
最初は気恥ずかしい雰囲気もあったように見受けられましたが、全身を動かし大きな声で笑うセッションが進むにつれて、みんなの笑い声も本当の笑いになっていったようです。

 先生から「笑いは自己肯定感にもつながります」とお話をいただきました。
最後にひとりひとりのお名前にみんなが「ありがとう」と伝えました。

 旧居のサンルームには、「あそぶなら」に連動して「すてきな想いを綴りましょう(綴って見知ル志賀直哉旧居」のコーナーが設置されています。


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 旧居への訪問も「笑い」と同じように、文豪が過ごした同じ空気と出会うことで、心の癒しにつながるはずです。

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