学校法人奈良学園

ニュース & トピックス
ニュース & トピックスニュース & トピックス

ニュース & トピックスニュース & トピックス

◇2019-06-17 (月)

奈良学園公開文化講座第31回「小学生と学ぶロボットプログラミング」を開催

  • 奈良学園公開文化講座第31回「小学生と学ぶロボットプログラミング」を開催

6月15日(土)、奈良学園セミナーハウス・志賀直哉旧居にて、公開文化講座「小学生と学ぶロボットプログラミング」を開催しました。
講師は奈良学園大学人間教育学部教授の根岸章先生です。


★20190615001.JPG 


今回の講座には、大人に混ざり6名の小学生が受講しました。
2020年から小学校でプログラミングが必須授業として行われます。
それを踏まえて、まず「なぜ小学生にプログラミング教育をするのか」についてのお話をいただきました。
コンピュータが特別な装置であった時代を経て、今や誰もが持つ通信機器や多くの家電製品などに至るまで、広く日常に普及しています。
そのような中で、コンピュータとのやりとり手段として子どもの頃からプログラミングを学ぶことは、将来において不可欠な知識となります。
また、コンピュータだけではなくプログラミング的思考は、人生のさまざまな場面における問題解決アプローチ方法として、非常に役立つ知識となることをお話をいただきました。


DSC07146.JPG


続いて、文字や数字を打ち込むコーディングをすることなく、小学生にでもプログラミングが簡単にできる「scratch(スクラッチ)」を使って、プログラミングの基礎を学びました。


★20190615003.JPG DSC07176.JPG


次に、「Studuino(スタディーノ)」という株式会社アーテックのロボット製作キット「プログラミングセンサーセットとプログラミングモーターセット」を使って、信号機の模型や自動車の模型を組み立て、プログラミングした情報を転送する実験をしました。
子どもたちは、Scratchと同じように、どんどんプログラミングし、組み立てた模型を自由に光らせたり、音を鳴らしたり、走らせたりしました。
一緒に来た保護者様が、「すごいですね。あっという間にこんなことが出来るなんて、びっくりしました。私もやってみたくなりました」という声が聞かれました。


DSC07112.JPG


志賀直哉旧居の中庭には、ホタルブクロが咲いていました。下向きにふっくらと膨らんだ袋が下がっているような花です。その中に蛍が閉じ込められると、花弁を透かして不思議な灯りが点滅する様から付けられた名前だと言われています。そのような幽玄な風景も、プログラミングで作り出すことができるのでしょうか。


次回は7月6日(土)に、竹田治美 奈良学園大学人間教育学部准教授を講師にお招きし、「満州からの留日女学生たち」をテーマに開催します。

▲ページトップ

Copyright (C) Naragakuen. All right reserved.