◇2016-11-16 (水)
本学園のセミナーハウス・志賀直哉旧居で、本学教員による「奈良学園公開文化講座」を開催しました。第7回目の今回は奈良学園大学情報学部教授で映像制作技術の研究が専門の門垣一敏先生が「動画撮影のポイントと愉しみ」と題して講義を行いました。
「動画撮影機能はほとんどのデジカメやスマホにありますが、編集ソフトを使うと作品としてもっと楽しめます」と、門垣教授。最初に家庭で簡単に使える編集ソフトを紹介し、さまざまな機能が搭載されたデジタルカメラの知識などに触れました。実際の動画撮影では「何をどう撮るか」「何を表現するか」が大切であると指摘。その具体的なポイントを教授自身が趣味で撮影した動画を紹介しながら解説しました。
ショットを積み重ねてストーリーを構成。そしてコンパクトに見やすくし、シーンをつないで起承転結をつけるなど、編集のコツについても説明。毎日放送の元技術者でもあった門垣教授が撮影・編集した映像は、どれも日常の何気ない出来事やイベントなどの様子が巧く切り取られています。参加者の方からは質問も相次ぎ、動画撮影に新たな関心を抱かれている様子でした。門垣教授は、まずは自分のやり方や表現で気軽に愉しむことが第一。次第に向上心が芽生え、腕を磨いて表現力を高めていけるでしょうと語りました。
旧居では紅葉が見頃を迎えています。玄関の紅葉も色づき、この時季ならではの華やかな佇まいを見せています。
志賀直哉旧居HP http://www.naragakuen.jp/sgnoy/
講座配布資料↓