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◇2016-09-19 (月)

白樺サロン特別講座《こいつが敵だ!冒涜のイメージ》を開催

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学園のセミナーハウス・志賀直哉旧居において、特別講座「白樺サロン」の今期第5回が行われました。講師は愛知県立美術館の平瀬礼太先生。テーマは、「こいつが敵だ!冒涜のイメージ」です。


風刺漫画を想像してみましょう。ときの権力者は、往々にして意地の悪そうな顔をしています。それを見た読者は、その国で暮らしていなくても「この人物は、きっと嫌な人物なのだ」と思うでしょう。また、日本でかつて行われた踏み絵。その肖像画を踏みつけさえすれば許されるのに、信仰のある人びとは、決してそうはしません。


同じ像でも、時代背景によってあつかいがかわるものもあります。世界平和を願ってアメリカから日本に贈られたメアリー人形もそのひとつ。友好の証であったメアリー人形も、戦時中は敵国の象徴として、竹槍でつかれ、やがては軍によって廃棄命令が出されます。


講義では、興味深いたくさんの事例を引きながら、像や肖像画に被せられた「イメージ」について解説がなされました。像や絵は、実物や写真と異なり、自由に造り、描くことができます。ゆえに、なんらかの意図を持ってつくられたとき、人びとの敵愾心をあおり、増幅させる力を持つ、と先生は述べられました。


現在でも、世界各地で同じようなことが行われています。私たちは、身代わりに覆い被さられたイメージをどのように受け止めればいいのか。深く考えさせられました。


彼岸の中日。秋の長雨が続いていますが、庭のタマスダレが可愛らしい花をたくさん咲かせています。

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