◇2014-11-02 （日）
本学園創立の地である高田キャンパスで11月2日、荒井正吾奈良県知事をはじめ山下和弥葛城市長、県選出の国会議員、県内の私立学校関係者ら多くの来賓のご臨席を賜り、『学校法人奈良学園創立50周年記念式典』を執り行いました。
西川彭理事長は「建学の精神と教育理念に思いを馳せながら、より発展させていかねばならないと決意した。50年という大きな節目は通過点に過ぎず、明日の社会を切り開き、ふるさと、日本、世界で貢献できる人材、すなわちローカルとグローバルの両方のマインドを持つ"グローカル"人材の育成に尽力する」と挨拶しました。
そして、本学園の沿革を紹介して、50年の歴史を刻むことができたのも、県や各自治体、同窓生、地域の方々の温かなご支援のお蔭であることを感謝しました。
続いて、来賓の荒井知事と山下市長から、本学園が奈良県教育のけん引役となり、また、新しい教育のニーズにもチャレンジしていくことで、県教育のさらなる発展を願うとの祝辞をいただきました。
記念イベントでは、本学園の各校（奈良文化幼稚園、奈良文化高等学校、奈良学園中学校・高等学校、奈良学園幼稚園、奈良学園小学校、奈良学園登美ケ丘中学校・高等学校、奈良学園大学奈良文化女子短期大学部、奈良学園大学）を、校歌と一緒に映像で紹介し、同大学マーチングバンド部による演奏で会場に華を添えました。
最後に、奈良学園大学の梶田叡一学長が、「日本の教育の進む道と奈良学園」をテーマに講演しました。梶田学長は、地域基盤社会、グローバル化、少子高齢化をポイントに、「生きる力とは、世の中を生きるということだけではなく、自分の人生を充実させて生きていく力」と語りました。そして、社会が大きく変動する時代の中で、今の子どもたちに"生きる"という本質を理解させる教育と、県教育の発展に、尽力すると続けました。そのためにも、教育関係者が共に手を携えられたらと協力をお願いしました。
当日は、多くの方々にご臨席を賜り、ありがとうございました。
