◇2014-03-07 （金）
３月７日（金）「第63回全国小・中学校作文コンクール」で文部科学大臣賞を受賞した奈良学園小学校１年生（P1生）の細川季果さんに、学校法人奈良学園栄誉賞を贈りました。
文部科学大臣賞を受賞した作文のタイトルは「ゆうだち」です。細川さんは、激しく降る雨の音、雷の音、空の色など夕立の情景を、豊かな感性で幾通りもの言葉を使って生き生きと表現するとともに、実際に聞こえてきた雨の音と、その雨の音を聞いて音楽会のようだと想像したことを描きました。この作文は夏休みの宿題として書いた自身の日記の中から選び、コンクールに応募しました。
西川彭理事長は、奈良学園にとっても名誉なことと語り、高円宮妃久子さまの前でしっかりと朗読したことを褒めて、「作文の表現力がとても豊かで、まるで音楽を奏でているようです。将来、絵本作家になりたいという夢を実現させてください」とエールを送りました。
細川さんは「名誉な賞をいただいて、ありがとうございます。幼稚園に通っていたときから奈良学園が大好きです。P生からY生へと進みながら学びの扉を開いて楽しく勉強し、言葉の世界を広げて、また、東京に行きたいです」と感謝の言葉を述べました。そして、「好きな絵本作家は、工藤ノリコさんです」と話しました。
