学校法人奈良学園

ニュース & トピックス
ニュース & トピックスニュース & トピックス

ニュース & トピックスニュース & トピックス

◇2014-01-25 (土)

若草山山焼き鑑賞会を開催

  • 若草山山焼き鑑賞会を開催
  • 若草山山焼き鑑賞会を開催
  • 若草山山焼き鑑賞会を開催
  • 若草山山焼き鑑賞会を開催

本学園のセミナーハウス・志賀直哉旧居の2階客間で学園関係者を対象に若草山山焼き鑑賞会を行いました。参加者は、18時15分からの打ち上げ花火に続き19時過ぎまで、古都奈良に早春を告げる伝統行事を楽しみました。

この日は寒さが緩み3月下旬並みの陽気となり、小窓まで開け放っても寒さに震え上がることなく山焼きに集中できる鑑賞会となりました。

花火は約600発が打ち上げられました。参加者は、若草山の上に次々と上がる花火を、「わぁ~、きれい!」「あ、鹿だ!」「今度は柳だ!」「(こんな一等席からの見物なんて)贅沢ですね~」と、口々に賛嘆の声を上げて楽しまれました。ひときわ大きな花火が上がるたび、その打ち上げの音は旧居を揺るがし、体に伝わってくるほどの迫力でした。

18時半に点火され、その後約40分をかけて山肌を燃え上がる焔の山を満喫しました。晴天続きだったこともあって炎に勢いがあり、まさに夜空を焦がす炎の祭典でした。「直哉もこうして見ていたのでしょうね」と誰かが言われると、「そうです。でも直哉の時代は、目の前の家や大木などは無くて、もっと圧巻だったのではないでしょうか」と、北森貞次館長が答えられました。

昨年に続いて2度目という方は、「昨年、とてもすばらしかったので今年も寄せていただきました。厳寒の中での山焼きも素敵でしたが、今年も良かったです」と話され、天理市に住むという方は、「長年、奈良に住んでいますが、山焼きは初めてです。報道写真などで見るのと違って、本物はすごいですね。感動しました」と興奮冷めやらぬ様子で、この機会に恵まれたことを感謝されました。

山焼き鑑賞後、復元後の旧居は初めてという方々が館長の案内で旧居内を見学されて帰途に就かれました。

▲ページトップ

Copyright (C) Naragakuen. All right reserved.