◇2013-09-27 (金)
三重県南牟婁郡御浜町の紀南高校で「キャリア支援講座」と題して、奈良学園キャリア開発センター所長 奈良文化女子短期大学教授 石田秀朗 が講演を行いました。
はじめに石田教授は、就職難と言われている現状について求人データなどを示しながら何故か考察し、企業が求めることと学生の意識とに違いがあると説きました。
次に、「あなたはどちらの仕事を選びますか?」の質問に、A・B二つの職業形態を提起しました。Aはある物事を企画・立案する業務、Bは内容をまとめるという業務で、Aを仕事、Bを作業であると説明しました。企業側はAの仕事ができる人材、問題を解決できる能力を持ち、創造力のある発想で物事を考えていく人材を探していくことを紹介しました。
最後に、仕事ができる人材になるために必要な、問題発見力とその解決策を証明する力を身につけるため、高校時代の過ごし方やすべきことをアドバイスして、講演を終えました。
聴講した高校生からは「学習に対する意識が変わりました」、進路担当の教諭からも「参考になりました」との声がきかれました。