学校法人奈良学園

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◇2013-04-14 (日)

サロンコンサート「邦楽の調べ」が開催されました

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本学園のセミナーハウス・志賀直哉旧居で、4月14日(日)の午後、サロンコンサート「邦楽の調べ」が開催されました。界隈は春霞に包まれたような陽気で、春風がそよ吹く食堂と隣接のサンルームには40名を超えるお客様が見え、午後のひとときを邦楽の調べの中で過ごされました。

演奏は、琴を筑紫和みの会(吉村歌裕美社中)、尺八を都山流師範・中山優雨山さん、語りと司会進行を上野美智子さんによって行われました。曲は「春の海」「浜辺の歌」「四季の日本古謡」「日本民謡集」「つるのおんがえし」で、曲の合間には琴や尺八の楽器についての興味深い説明も加えられました。

「春の海」では皆さん、瀬戸内の穏やかな海を思い描くかのように目を閉じて、「四季の日本古謡」メドレーで童心に返られ、日本民謡集」では体で拍子を取られながら、美しい弦の響きと研ぎ澄まされた尺八の音色に聴き入っておられました。「つるのおんがえし」では、鶴柄の衣裳に着替えられ、松谷みよこさんの童話の語りと歌も交えての演奏でした。

演奏後、来場者は、「この会場の雰囲気と邦楽はよくマッチしています。すばらしい時間が持てました」「最後の曲では、この会場に物語の情景が繰り広げられているようでした」と喜ばれていました。また楽器のことをもっと知りたいと、奏者の方に質問されるお客様の姿も見られました。

サンルームでは、当館の北森貞次館長が、ここで暮らしていた当時の志賀直哉や、旧居の見どころポイントについて話し、多くの方が熱心に聞いていらっしゃいました。

演奏者の方々からは、「観客とこんな至近距離での演奏は初めてなので、お客様の雰囲気が直に伝わってきて緊張しました。でも音響効果もよく、いい場所で演奏させていただき楽しかったです」と話されました。

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