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◇2013-02-21 (木)

串本古座高校(古座校舎)で「キャリア講座」をおこないました

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  • 串本古座高校(古座校舎)で「キャリア講座」をおこないました

和歌山県東牟婁郡串本町の串本古座高校(古座校舎)で「キャリア講座」と題して、奈良学園キャリア開発センター所長 奈良文化女子短期大学教授 石田秀朗が講演を行いました。

はじめに「あなたはどちらの仕事を選びますか?」との質問に、A・B二つの職業形態を提起しました。Aはある物事を企画・立案する業務、Bは内容をまとめるという業務です。石田先生は「Aを仕事、Bを作業である」と説明しました。

そして、企業側はAの「仕事ができる人材、問題を解決できる能力を持ち、創造力のある発想で物事を考えていく人材」を探していることを紹介しました。また、仕事とは「答えの出ないもの」としながらも「情報がすさまじく交差するスピードの速い現在社会において、その時点での最善の解決策を考え得る人材を、企業は欲している」とも語りました。

そういう人材になる為に、知的生産性の向上(同じ事を正確に早くする)ことが必要である。その為に、次の3点が重要であると説明しました。

1つ目は『数学能力』で、計算・分析・証明という分野が物事を論理的に考える上で不可欠であること。2つ目は『言語能力』で、相手とコミュ二ケーションをとるために、聞き話す国語力が重要であること。3つ目は、『IT能力』で、最新の情報機器に対応できること。そして、石田教授は高校生に、文系の人でも数学の勉強を、国語は現代文をスラスラ
と読めるようになることを勧めました。

最後に、解決策考案には、普段から「考える癖」をつけるようにと語り「問題を抱えている人のために考えることが仕事」であるともとも語りました。また、自分の得意分野を伸ばすことが、人から頼られるようになり、人間関係も良くなることも紹介しました。

聴講した高校生から「学習に対する意識が変わりました」などの声が聞かれました。

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