学校法人奈良学園

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◇2013-01-26 (土)

志賀直哉旧居で若草山山焼き鑑賞会

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本学園のセミナーハウス・志賀直哉旧居の2階客間で若草山山焼き鑑賞会を行いました。参加者等は、18時15分からの打ち上げ花火に続き19時近くまで、伝統の山焼きを楽しみました。

この日は奈良特有の底冷えのきつい日でしたが、窓とその上の小窓も開け放ち、パノラマ状態で臨場感あふれる鑑賞会となりました。

客間では、若草山に次々と上がる花火や、その後約30分をかけて山肌を燃え上がる焔の山を満喫しました。大きな花火が上がるたび、その打ち上げの音が窓ガラスを震わせ、煙も流れてくるなど迫力も満点。また、晴天が続いたことと風が強かったせいか、例年になく炎に勢いがあり、夜空を焦がす炎の祭典に参加者は酔いしれていました。

埼玉からの客人たちは「大学関係の出張で来たのですが、この旧居で炎のショーを見せていただけてラッキーでした」と語り、橿原市在住の方は、「600発の冬花火もきれいでしたが、麓から燃え上がる炎の美しさに圧倒されました。感激です」「稜線に沿った炎がきちんと三重ですね」と燃え尽きるまで見入られていました。直哉もここから毎年山焼きを見て、「今年は、よく燃えた」などと日記に綴っています。

また、先ごろ志賀直吉氏(直哉のご子息)から寄贈された直哉愛用の書斎机、二月堂文机、クローバー型のテーブルや大壺がそれぞれあるべき場所に落ち着いたという自然さで旧居の一部になっていました。

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