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◇2012-11-30 (金)

進路総合研究ゼミナールで講演を行いました

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春日野荘(奈良市)で開かれた「『高等学校教員との情報交換会』進路総合研究ゼミナール」において、高校の進路指導に当たっておられる先生方を対象に、奈良学園キャリア開発センター所長 奈良文化女子短期大学教授 石田秀朗が講演を行いました。

講演内容は、「就職できる人・できない人の違いから進学を考える」をテーマに、企画提案をすることを仕事、与えられた業務をこなすことを作業と定義し、「仕事に必要な能力」「キャリア形成3つのポイント」「日常生活を目標化する」「コミュニケーション能力とは何か」「問題発見と解決策」など、それぞれについて説明しました。

「キャリア形成3つのポイント」とは、日常生活を目標化する、ロールモデル(仕事ができる人)から学ぶ、誰に何をして喜こんでこらえるのかを考え実行するの3つで、その3つを実践することが、キャリア形成に必要であると話しました。

また、「問題発見と解決策」では、まず問題を発見する(気づく)ことから始まり、そこで「知る」こと、次に、情報を組み合わせ仮説を立てることを「想う」、そしてその仮説を現実化することを「創る」と説明しました。一つのテーマに「知る」、「想う」、「創る」という順序だって行なう習慣をつける重要性を話しました。

最後に、「進学を考える」ということで、『問題→仮説→検証→結論』という勉強方法は正に大学での学びのフレームであり、それを実行することが仕事へのプロセスであると説明しました。そのことの重要性を丁寧に説き、学生の進路指導にあたる場合には、「就職の有利・不利で進路を決定するのではなく、興味がある学問領域で大学を選ぶように指導すること」と提唱しました。

参加された方から、「今まで学生の将来の就職先のことを考えて指導にあたっていたかも知れません。今日の講演を聴いて、人間の根幹といいますか、人間としての『活きる力』を最大限に引き出すような指導をしていきたい。」、「とても役に立ちました。学生自身の持っている力を活かせるような進路指導をしていきたい。」の声が聞かれました。

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