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◇2012-09-12 (水)

奈良北高校1年生にキャリア講演を行いました

  • 奈良北高校1年生にキャリア講演を行いました
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「明るい未来をつくるために高校生活を充実させよう」をテーマに、奈良学園キャリア開発センター所長・石田秀朗教授(奈良文化女子短期大学)が、奈良北高校1年生を対象に北コミュニティティISTAはばたき(生駒市)でキャリア講演を行いました。

まず、現代のフリーターという就業形態に問題があるという点は認めつつも、企業としてはよりよい人材を探しているということで、問題を発見でき、それを解決すような方策を考え得る人材の発掘を行なっていることを説明し、そのためには、普段から"問題を見つける癖"とその問題について"考える癖"を習慣的に身につけようと話しました。

また、知的生産性の向上という点で、"数学能力"と"言語能力"の重要性を話しました。数学には主には計算・分析・証明という分野があるが、分析力を身につけないと物事を行う上で見通しを立てることができないし、証明する力は論理的に考える力であり、これはそのまま人を納得させる力にもなることを例を挙げて説明しました。

最後に、自分の目指す目標の設定が最優先であることを提唱し、そのための努力を行なうこと、また、自分の得意とする分野の能力を伸ばし、友だちとお互いにそれぞれ違う分野を教え合い、コミュニケーションの力もつくということを、"相互補完"という言葉で説明しました。

講演内容は全体を通じて、大学の進路を決める際に重要な点と、また、就職に際して企業はどういう人材を求めているのかを、高校生に分かりやすく説明しました。

聴講した高校生から、「企業にとっての求人とは、問題が提起でき、その問題の解決能力を持った人間を求めていることが分かった」、「得意分野を伸ばして、それぞれ自分の得意分野を友だちと教え合うという勉強方法は参考になりました。早速、実行してみます」などの声が聞かれました。

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