夏休み前最後となる「第３回 キャリアの寺子屋」を開催しました。
これは本学園キャリア開発センターが学園内の奈良産業大学の学生たちの勤労観・職業観を育てるキャリア教育の一環としてだけでなく、「公開講座」として広く門戸を開き、高校生やその保護者の皆様にも参加を呼びかけて開催しました。

まず同センターの石田秀朗教授から「やりたい仕事・やりたくない仕事」と題した公演がありました。
「仕事とは社会の問題を抽出し、それを解決してあげること」であり、仕事をするうえでは「誰の、どんな問題を解決するのかを考えることが重要」と説明がありました。

ゲスト講師には、株式会社エム・シー・アンド・ピーのマーケティングディレクター 関川素之さんをお招きしました。
関川さんの仕事は「学校づくりの手伝い」。「良い学校とはどんな学校か？」「営業職についてのイメージは？」などと学生に問いかけながら、自身の職歴や今の仕事内容について話していただきました。

また、製薬会社の営業をしていた頃「一年間は商品の話は一切せず、相手が何に困っているかだけを聞いて来い」とアドバイスされたこともお話しくださり、「営業とは、相手の問題点を探り、その解決方法を提示することです」と、そのやりがいについてもお話しくださいました。

受講した学生からは「学校づくりを手伝う仕事があるとは知らなかった。大変勉強になった」などの感想が聞かれました。


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