奈良産業大学の平成23年度第28回入学式を奈良市のホテル日航奈良飛天の間で挙行しました。開催に先立ち、東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福と、被害にあわれた方々の健康、一日も早い復旧を祈り黙とうを捧げました。
藤原昇学長が建学の精神を語り、「既成の価値観にとらわれず、豊かな心を育んでほしい」と式辞を述べました。続いて西川彭理事長が東日本大震災に触れ、社会全体で痛みを分かち合い復興しなければならず若い力が必要だと語り、「自分が与えられた役割、すなわち、学生は勉強することで将来への力を蓄えるように」と、入学を祝福しました。
入学生代表の挨拶では、「学則を堅く守り研さんに励み、心身を鍛え、本学の目標である豊かな知識と優れた実践力を身につけるため努力する」と宣誓し、在学生代表が歓迎の言葉で応えました。
学歌を斉唱して式は終わりました。その後、能楽師狂言方大藏流による狂言「附子(ぶす)」を観賞し、入学後のオリエンテーションを行いました。 |