奈良学園登美ヶ丘中学校・高等学校の「平成23年度入学式」を4月4日、登美ヶ丘キャンパスのＭＹ体育館で挙行しました。保護者や在校生、来賓ら多くの方々の温かな拍手に迎えられて、中学と高校の新入学生が入場しました。

古川謙二校長は式辞で、「和の精神」「たくましく生きる力」「科学的に見る力」を教育の大きな柱だと紹介しながら東日本大震災に触れ、「生きるとは自分のためだけではなく、他人とともにあると思う。これからのみなさんの生き方を私たち教職員は全力で応援していく」と述べました。

続いて、西川彭理事長は「これからの登美ヶ丘の歴史を作ってほしい。国難ともいうべき大震災の復興に役立ち、リーダーとして頑張っていくのは君たちだと確信しています。まずは勉強すること。体も鍛え進路を決めて目標を定めて頑張ってほしい」と祝福しました。

在校生から歓迎の言葉を受けた後、新入学生を代表してM3の平田賢吾くんが探検家の周到な準備に勝利があるという言葉を引用し、「中学は大人になる準備期間。勉強に部活に励み過ごしたい」、Y2の新留一輝くんは「高校3年間でしっかりと自分を見つめ、中学1期生として悔いのない3年間を過ごす」とそれぞれ力強く宣誓しました。

最後に、Y1の若林智仁くんのピアノ伴奏で校歌を斉唱し、大きな拍手が会場いっぱいに響き渡る中で式が終了しました。