奈良学園中学校・高等学校の第33回入学式を4月5日、就任したばかりの森本重和校長のもと第二体育館で挙行しました。保護者や在校生、来賓らの大きな拍手に迎えられて、新入生は少し緊張気味に入場し、開式すると国歌を斉唱して、新入生全員の名前が呼ばれて入学が許可されました。

森本校長が「本校は昭和54年に設置された県下で名門進学校です。（入学の）感激をよき出発点として実りある学校生活を築き、大志を抱くこと、心を育てること、常に前進することを期待する」と式辞を述べました。

続いて、西川彭理事長は「志があるかないかで人間の成長が変わる。世のため人のため国のために頑張れる人間になっていただきたい」と告辞し、本校30周年を記念して全面改築した校舎と完成した新格技場、まもなく完成する体育館に関して、文武両道のための施設と述べました。

新入生を代表して、中学の清水隼弥くんと高校の吉村まり絵さんが力強く宣誓して署名し、中学の山本華音さんが「勉強や学校行事、部活動に一生懸命に取り組み、奈良学園の生徒としての誇りと自信を持ち実りある学校生活を送る」と挨拶しました。

最後に吹奏楽部の演奏で校歌を斉唱して閉式し、新入生たちは新たな学校生活のスタートを切りました。