奈良産業大学で5月21日、１・２年次生を対象に、学生の勤労観や職業観を育てるキャリア教育の一環として「キャリアの寺小屋」を開きました。これは奈良学園キャリア開発センターが主催する高校生と大学生がともに学ぶキャリア教育講座として定期的に開催しています。

今回は、会社員を経て独立した映像プロデューサーの平井良信氏を講師にお招きして、"仕事をする意義"を語っていただきました。平井氏は、森羅万象を己の事として捉え、あらゆる出来事を想像力で再構築し、自分ブランドを確立する必要性を繰り返しお話されました。

そして、制作したあるクライアントの映像作品を紹介しながら数多くのヒントやメッセージを伝え、プロとしての自覚と覚悟が重要で生きる事は学び続ける事だと、そして「仕事は教えてもらうものではなく自分から学び取るもので、大学も同じように教えてくれるという考えではなく、自分から勉強しないといけない」と強調されました。

終了後に学生たちからは、「今までやっていた当たり前の事が仕事をするために重要になることを改めて知った」「生きる事は学び続ける事だという言葉に鳥肌が立ちました。意味ある日々を過ごしたい」など感想が聞かれました。