8月18日、奈良産業大学陸上競技部主将の天野正治君＝ビジネス学部4年次生＝に、「学校法人奈良学園栄誉賞」を贈りました。「2011日本学生陸上競技個人選手権大会」（6月、神奈川）で3000ｍ障害の種目に出場し、8分53秒88の大会新記録を打ち立てて初優勝した功績を称えたもので、学園を通して全国大会優勝は初、同賞の授与は今年4月の制定以来初めてです。

西川彭理事長は「よく頑張ってくれました。法人にとっても大学にとっても大変名誉なことです。これからも精進してください」と健闘を称え祝福しました。

藤原昇奈良産業大学長は「この経験は一生の宝で、競技を通して苦難に直面しても乗り越えられる生きる力を授かったと思います」、伊藤宇三美監督は「彼は燃える闘志の中に優しい一面をのぞかせるタイプです。総合的に素晴らしいものを持っているので、卒後、実業団で世界を目指せると期待しています」と語りました。

天野君は「このような賞をいただいてうれしいです。今後、自分自身ももちろんのことながらチームとしても頑張っていきます。応援よろしくお願いします」と感謝し、目前の「天皇賜盃第80回日本学生陸上競技対校選手権大会」＝日本インカレ＝（9月9日～、熊本県）と「2011びわ湖大学駅伝兼第73回関西学生対校駅伝競走大会」（11月19日、滋賀）へ意欲を見せました。