10月12日、奈良県立登美ヶ丘高校で、本学園の石田秀朗・キャリア開発センター長兼奈良文化女子短期大学教授が、同校の1年生を対象に出張講座を行い、「明るい未来をつくるために高校生活を充実させよう」をテーマに講演しました。

石田所長は「仕事とは誰に何をして喜んでもらえるかを自分で考えて解決することです。必要とされる社会人になるためにも、知的生産性を向上させ創造力を発揮させるための訓練が必要です。高校生活の中で課題を見つける癖とその課題を解決しようと考える癖を養い、一専多能な自分自身の強みを持つことが大切です」と話しました。

また、「考える癖」の第一歩として、調べるという作業が最も重要だと強調し、調べた結果を整理して新しく組み合わせる力を培い、さらに、いろんな事にチャレンジしてほしいと続け、生徒たちへ高校生活をどのように過ごせばよいのかや進学に対するアドバイスをしました。

奈良学園キャリア開発センターでは、簡単に社会に淘汰されない人材に必要な、企画・設計・編集・戦略立案ができる、コンセプチュアルスキルが向上するプログラムを用意し、企業、社会に期待される人材の育成に力を入れています。その内容や方法について広く公開し、また、高等学校等への協力活動として同センター所員による出張講座を実施しています。詳しくはキャリア開発センターまでお問い合わせください。