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年長クラスが春の遠足に行きました

 
 

陽春の青空のもと、PP3(年長)の空組、星組の園児たちが唐招提寺(奈良市)へ春の遠足に行きました。

山門では西山明彦(みょうげん)執事長が出迎えてくださり、国宝の金堂に案内していただきました。そして大屋根を支えている『隅鬼』を示して、「この鬼たちは、お寺に悪者がやってきて建物を燃やしたり壊したりしないように1250年もの間、守ってくれている良い鬼です。来年の豆まきの時には心の中で『良い鬼さんはうちにおいで』と願ってあげてくださいね」と話してくださり、園児たちと約束をしました。

続いて全員で金堂の本尊・蘆舎那仏坐像や脇侍の仏様を見学しました。「耳が大きいね」「たくさんお話聞いてくれるかな?」「何を持っているのかな?」と、みんなで考えたり、講堂では「弥勒如来像の両側にいる仏様は誰?」「背中の炎みたいな物は何?」と園児たちは不思議に感じたことを積極的に質問したりしていました。

その後、園児たちは静かな境内を観光客やお寺の方にきちんと挨拶しながら、先生と一緒に地図を参考にして探検し、ツツジや藤、椿、苔など知っている植物を見つけるなどして、春の遠足を楽しみました。